日本生産性本部調査 全世代でコロナ感染への不安が減少
日本生産性本部は4月22日、コロナウイルス感染症の拡大が働く人の意識にどのような影響を与えているかを継続的に調べている第5回「働く人の意識調査」を発表した。
自分自身がコロナに感染する不安の程度について、「かなり不安を感じている」は25.5%で、1月調査の35.2%から10ポイント程度減少した。一方で「やや不安を感じている」は52.7%で、1月調査の48.2%からやや増加、「あまり不安を感じていない」が13.0%から17.4%へと増加しているが、全体として不安の程度はやや薄らいでいる。
年代別に見ると、全ての年代で「かなり不安を感じている」が減少した。特に50 代は39.0%から24.4%、60代は49.0%から30.3%へ大幅に減少し、20-40代の20%台と差が小さくなっている。依然として「何らかの不安を感じている」は50代、60代が最多だが、全ての年代で感染への不安が希薄化している。
不要・不急の外出を「できるだけ避けるようにしている」は43.5%で1月調査の49.8%から減少した。年代別に見ると「できるだけ避けるようにしている」が20代で45.9%から31.9%に、50代でも56.3%から42.7%へと減少した。
調査は政府より一部地域にまん延防止等重点措置が適用された4月5日後の4 月12 -13 日に、20歳以上の日本の企業・団体に雇用されている1100人を対象にインターネットを通じて行った。
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