感染対策と直近の旅行動向 大阪直案会が定例会、2人の講師から学ぶ
大阪直営案内所連絡協議会(直案会、谷口昇幹事長)はこのほど、大阪市浪速区の市立難波市民学習センターで第35期2回目の定例会を開き20人が参加した。
定例会は旅行会社などとの意見交換を目的に定期的に開催しているもので、今回は日本旅行業協会(JATA)関西事務局の中野裕行事務局長と株式会社寺野の寺野義士社長の2人が講演、会員と意見交換した。
はじめに谷口幹事長があいさつし「営業活動を通じて、旅行会社にいろいろな情報を提供し、地域の活性化につなげることが我々の責務です。団体向けの助成金情報、新しい観光施設の情報を届け、我々から旅行者を動かしていく。積極的に営業をかけていってほしい」と呼びかけた。
寺野社長は、前職の提携販売の経験で培った中小旅行会社との人脈を生かそうと昨年11月に起業。「感染対策と防災を取り扱うことで中小旅行会社とともにコロナを乗り越えようと考えました」と話した。
感染対策については、紫外線を使い浮遊菌に対応するエアロシールド、付着菌に対する空気触媒の液剤を取り扱う。「5月以降、補助金が出てくると思います。補助金情報についても案内させていただきマスクのいらいない安全な空間を皆さまとともにつくっていきたい」と話した。
防災については蓄電池と空気で電力を発生する発電機を販売。鹿児島県喜界島の黒糖焼酎も扱う。この日、直案会へ加盟することも決まり「皆さんの営業先は我々と同じ。一緒にぜひ行かせてほしい」と呼びかけた…
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