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営業に直結する活動強化 大阪直案会、4年ぶりリアル総会

23/11/05

大阪直営案内所連絡協議会(谷口昇幹事長=山村別館)は9月29日、大阪市中央区の道頓堀ホテルで第36期定時総会を開いた。各界より講師を招いての講演会・研修活動、大手及び近畿地区旅行業者との交流、会員の増強を図ることなど、今年度の事業を決めた。

谷口幹事長はあいさつで「4年ぶりにリアルな形で総会を開くことができて喜んでいます。コロナ禍の中で団体から個人へのシフトや昼食を受けないなど、旅館の状況は大きく変わりました。営業活動に苦労している会員も多いと思いますが、自社の施設内容をしっかり伝える営業を行ってほしい」と述べ、これまで実施していなかったキャラバンや商談会など営業に直結する取り組みを行う考えを示した。

総会後、京都文教大学総合社会学部教授の片山明久さんが「宇治市におけるインバウンドの受け入れについて」と題し講演。宇治市のインバウンドは今年度、コロナ禍前の2019年のレベルに戻っていると報告。京都市のインバウンド5352万人に対し宇治市には560万人であり、最も多いのは中国で、次いで台湾、香港だという。外国人観光客の平均滞在時間は3時間半。緑茶の生産地としての宇治への関心が高まっているとし、市営の茶室「対鳳庵」での茶の湯体験が人気を集めていることなどを紹介した…

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