チームラボ 米TIME誌の「世界で最も素晴らしい場所」など2つの国際評価
アート集団チームラボは、運営する東京の2つの施設が、7月から8月にかけて、世界的メディア2社から高評価を得たと発表した。
東京・麻布台ヒルズの「チームラボボーダレス」は、米TIME誌が発表した「世界で最も素晴らしい場所2024年度版」に選ばれた。チームラボボーダレスは、森ビルとチームラボによって今年2月に開館したデジタルアートミュージアム。
TIME誌の「THE WORLD’S GREATEST PLACES2024」は、世界中のTIME誌の編集者や特派員、専門家たちから推薦された美術館やテーマパーク、レストラン、ホテルなどの中から、クオリティ、オリジナリティ、持続性、革新性、影響力を基準に選ばれる。
チームラボボーダレスは独自性と高いクオリティが評価され、選出された。
TIME誌は、「チームラボボーダレスは、ソーシャルメディアで人気を博した没入型アートの中でも、特に技巧を凝らした空間であり、鑑賞者の動きに応じて変化するインスタレーション作品や、球体に近づくと反応する魅惑的な光の波紋を生み出す作品が特徴的だ」と評価している。
一方、東京・豊洲にある「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、2023年4月1日から2024年3月31日までの間に250万4264人の来館者を記録し、単一アート・グループとして世界で最も来館者が多い美術館として、ギネス世界記録に認定された。
さらに2023年の年間総来館者数が241万2495人に達し、世界の美術館ランキングでも、ゴッホ美術館やピカソ美術館を大きく上回る来館者数を記録した。
チームラボプラネッツは2025年に大規模な新エリアが加わる予定で、新たに創造的な運動空間や教育的プロジェクトを含む10作品以上が展示される。
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