全旅とOATA、天神祭を地旅商品化 15人限定で初ツアー
10/09/01
協同組合大阪府旅行業協会(OATA、徳原昌株理事長)の「天神祭・船渡御」貸切船事業が今夏初めて、全旅(池田孝昭社長)の地旅商品として売り出された。
地旅商品は「日本三大祭 天神祭『船渡御』体験ツアー」と銘打って、全国のANTA会員を対象に15人限定で販売。祭当日の7月25日はJR新大阪駅に集合し、大阪ミナミを一望する通天閣、新世界名物の串カツを味わったほか、大阪城を見学。その後、メーンの船渡御を参加体験するため船に乗り込んだ。
OATAは今回、販売直後に完売する人気の貸切船300席のうち15席を全旅に提供。ツアー参加者は、行き交う船同士で手打ちする「大阪締め」や船上からの花火観賞を楽しんでいた。
徳原理事長は「大阪の地旅商品として、来年はさらに多くの人を募りたい」と話していた。