今年度は研修やセミナー 日旅西日本スクラム会、総会で事業決める
11/03/14
日本旅行西日本代理業・特約店会で組織する日旅西日本スクラム会(39会員、下平晃寿会長=ライオンズ旅行企画)はこのほど、大阪市北区の大阪弥生会館で第9回総会を開き、今年度事業として総合旅程業務管理研修やトラベリンク等端末操作研修、経営者セミナーを開くことなどを決めた。
下平会長は「旅行会社離れと言われるが、自社のカウンターでの対応が悪く客を逃がしている場合があり、社員教育は重要だ」と話し「旅行は君のところに頼むといわれる会社の気風をつくることが今最も求められている。足場を固めて日本旅行とスクラムを組んで生き残りましょう」と呼びかけた。
続いて同会の名誉会長である日本旅行の原田好博執行役員西日本営業本部長は「マーケットの構造変化のなか、インターネット販売やインバウンド営業、MICEなど成長分野を伸ばす一方、部分的には倍近い伸びを示しているJR商品のさらなる販売拡大を図りたい」と語った。
日本旅行営業企画本部の塩田勝美担当部長は「今年は青森新幹線の新型車両の投入や九州新幹線全通といった話題があり、3連休があと6回もあることから個人客をしっかり取り込む施策を講じたい」と述べた。