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地旅研修を継続 全旅協兵庫県支部・総会、復興支援にも注力

11/06/14

全国旅行業協会兵庫県支部(児島武支部長=トラベルルーム、184会員)は5月18日、神戸市垂水区のシーサイドホテル舞子ビラ神戸で2011年度総会を開いた。任期満了に伴う役員改選が行われ、児島支部長が再任された。

総会は東日本大震災の犠牲者に対しての黙とうから開始。児島支部長もあいさつで「旅行のキャンセルが相次ぐなか、皆さんには義援金に協力いただいた。今回は我々が経験した阪神淡路大震災と比べても打撃は深いが、東日本の仲間がこれまで通り営業できるよう支援を続けたい。少しでも元気なるように、できる限り東北へのツアーの企画を」と要請した。

さらに「観光業は平和産業。社会不安で大きな打撃を受ける。総合サービス業として、皆さんと将来のための方策を考えていきたい」と話した。

議案はいずれも可決、承認。今年度事業は法定業務や復興支援のほか、昨年初めて実施した地旅研修を引き続き行うことを決めた。昨年は但馬・丹波方面で行い、参加者から好評を得ていた。

また、13年に予定される本部の一般社団法人化に対しては、今年度から兵庫県支部としても法人格取得への取り組みに本格的に着手。法人となれば「一般社団法人兵庫県旅行業協会」として本部業務の受け皿としての役割を担うことになる。

この日は、同支部の事業会社・兵庫県旅行業協会株式会社HATAと協力会「くすのき会」の総会も開催。各総会後に開かれた講演会では、日本旅行の平田進也さんが自身の実績を挙げながら「旅行業はお客を元気にすることが本当の仕事」と、旅行業への心構えを熱く説いた。

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