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全旅協滋賀県支部、滋旅協らが総会 全旅しがは株式会社化 

11/06/22

全国旅行業協会滋賀県支部(中川安之支部長=太陽ツーリストサービス)、協同組合滋賀県旅行業協会(矢野明理事長=長浜観光)、全旅しが(井田克己社長=フジツーリストサービス)の総会が5月18日、草津市のクサツエストピアホテルで開かれた。

滋賀県支部総会では、2013年4月に予定されている一般社団法人化について中川支部長が説明した。公益法人改革で全国旅行業協会が一般社団法人になり、県支部から法定業務を受託し「一般社団法人滋賀県旅行業協会」を立ち上げる。

中川支部長は「小さな協会として、13年3月までに役員数の見直しや予算の適正化を図りたい」と述べた。

全旅しがの総会では、今年4月1日から株式会社化したことを井田社長が報告した。

全旅しがは、支部の活動を補完し収益事業を行う目的で06年5月に有限責任事業組合(LLP)全旅滋賀として発足。設立から5年を経過し、株主でもある支部会員の事業をさらに支援するため旅行業登録の取得を目指したが「LLPを所管する総務省はオーケーが出たが、国交省はLLPでの登録は難しいという見解だった」(井田社長)。そのため、新法人に移行し、今年中に旅行業登録を取得することにした。

全旅の滋賀営業所から保険、クーポン、旅行業務を受託し、県内の全旅クーポン会員の拡大(現在25社)、地旅商品の販売および造成などを事業計画に掲げた。

協同組合滋賀県旅行業協会の総会では、矢野理事長を再選した。

今年度事業については、組合が主催する「湯&味ツアー」の商品開発と販売拡大を図るとしたほか、びわ湖・近江路観光圏協議会の企画商品の販売や誘客を支援することを盛り込んだ。

湯&味ツアーは、鳴門阿波踊り鑑賞ツアーや松茸・近江牛食べ放題ツアーなどを定番化し、特に年末お買物ツアーは2千人前後を集めるヒット商品になっている。

同日は、組合と提携する受け入れ機関の組織、協同組合滋賀県旅行業協会協定会(伊藤和幸会長=まつや千千)の総会もあり、それぞれ総会後は一堂に介して懇親会を開いた。

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