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新会長に渡井さん 静旅協・総会、石和温泉へのCPも展開

11/06/22

静岡県旅行業協会(村松謙之輔会長=ハマカントラベル、161会員)と全国旅行業協会静岡県支部(勝又洋支部長=富士旅行)は6月2日、焼津市のホテルアンビア松風閣で通常総会を開いた。

任期満了に伴う役員改選では旅行業協会の新会長に渡井浩昭さん(フジワールド企画)が選ばれ、副会長には東部ブロックは室伏強さん(三島観光バス)、中部ブロックは冨田頼久さん(静岡航空サービス)、西部ブロックは杉山友章さん(MPトラベル)が選出された。静岡県支部の支部長は勝又支部長が再任された。

渡井新会長は「各ブロックから優秀な理事に支えていただき、重責をまっとうしたい。厳しい時代だからこそ結束し一丸となって苦難を乗り越えたい」と抱負を語った。

旅行業協会では2009年度、厳しい経済環境を考慮し積立金を取り崩し単年度の年会費(協定会員連盟会費も含む)を無料にした経験を持つが、11年度も東日本大震災の影響を考慮し、単年度の年会費を半額にすることを決めた。

また事前振込や当日現金払いで通常の手数料より高く設定している「湯~旅プラン」が年々成果をあげていることが報告されたあと、新たに今年9月から12月までの期間、「湯~旅プラン」の地域キャンペーン「石和温泉 味覚・温泉めぐりの旅」に取り組むことを発表した。

同キャンペーンは石和温泉の11旅館が今年高温温泉湧出50周年を迎えることを記念して行うもので、高手数料をベースに2万人を送客するというもの。山梨県などから補助金を得て実施する。

総会終了後に行われた静旅協・協定会員連盟(風間秀一会長=ホテル石風)の総会では、参画施設が静旅協会員へ施設の特徴や魅力をアピールし、1人でも多くの送客をと呼びかけた。

同連盟、旅行業協会とも、今回の第1回地域送客キャンペーンを成功させ、今後も継続して実施していく考えだ。

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