海外は円高後押しで好調　10月の旅行取扱

観光庁がまとめた10月の主要旅行業者の総取扱額は、前年同月比１．６％増の５８６３億３８００万円で、３カ月連続で増加した。

国内旅行は全国的に回復基調にあり、同０．５％増の３７６４億７７００万円と微増ながら３カ月連続で増えた。海外旅行は円高が後押しし台湾や韓国、ヨーロッパ方面が好調で、同４．７％増の２０３６億６３００万円。外国人旅行は依然、原発事故の影響が色濃く同20．８％減の78億７９００万円だった。

58社のうち前年を上回ったのは33社だった。