クラウドセミナー開く ブロードリーフ
12/02/08
旅行業営業支援システムを販売するブロードリーフ(本社・東京)はこのほど、大阪市西区の大阪科学技術センターで「モバイル&クラウドセミナー」を開いた。ビジネスシーンでの利用が広がるipadによるワークスタイルの変革やipad導入事例と活用術を学んだ。
セミナーには関係者60人が参加した。講師はソフトバンクテレコムの法人第三営業本部第1営業部の爲房敏行部長が務めた。
爲房部長は「2005年以降に有線LANから無線LAN、07年にはiPhoneの導入で、どこからでもメールの確認が可能に。10年からは全社員にipadを一斉配布し、自宅や外出先から業務ができるようになった」など、時代とともにビジネススタイルが変換してきた自社の取り組みを紹介。
また、紙からデジタルカタログのプレゼンに移行し、訪問件数は3倍、生産性と営業実績は4倍になったと話した。
実例としては、全客室乗務員6千人にipadを配布した全日空の取り組みを紹介。マニュアル・航路図・天気図などをデジタルデータ管理することで、18キロあった紙資料が700グラムに削減できた。荷物の軽量化で印刷物携帯品、燃料費までの削減につながったという。
会場では実際にipadを用意し、具体的に旅行業でどのように活用できるかをアドバイスしたほか、次世代へブロードリーフ商品の取り組みについても説明した。