ANTA、支部組織案示す 各県で一般社団化
12/03/28
全国旅行業協会(ANTA)は3月14日に東京で開いた理事会で、2013年4月に予定している一般社団法人への移行までに、各支部に協会事業の受皿機関となる一般社団法人を設置するなどの考えを示した。
既存の都道府県旅行業協会の一般社団法人格取得を念頭に置いている。名称は「一般社団法人〇〇県旅行業協会」に統一する。
ANTAは公益一般社団法人への移行を目指しており、その際、法定5業務や指定業務など公益目的の協会事業の委託先は、一般社団法人である必要がある。
各支部はANTA定款上、協会の従たる事務所となり、支部はすべての支部業務を県旅行業協会に委託して実施することになる。
ただし15年3月までは猶予期間として、既存の協働組合での受託も認める。