「タニタ式」ヘルスツーリズム、４月14日から体感ツアー販売

体脂肪計のメーカーで社員食堂のレシピ本が話題になったタニタが、ヘルスツーリズムを展開する。休暇村協会、読売旅行とコラボレーションし、社員食堂メニューやウオーキングなどの健康プログラム体験ツアーを設定した。第１弾は６月30日、石川県羽咋市の休暇村能登千里浜で行う。

ツアーは「まるごとタニタ生活　体感ツアー」と銘打って、全国５カ所で展開。食事・運動・休養からなるタニタが推奨する健康サイクルを実践するプログラムを体験する。２日間を通して、ウオーキング・プロデューサーのＯＫ和男氏による正しい歩き方教室や、予防医療コンサルタントの細川モモ氏による健康管理セミナーなどが組み込まれている。

また、ツアー中の食事は、会場となる休暇村の地元食材を生かした「タニタの社員食堂」のヘルシーメニューを提供。健康計測機器のモニター利用のほか、参加者にはタニタの活動量計をプレゼントし、ツアー中のウオーキングイベントや、消費カロリーと摂取カロリーのバランスチェックなどを体感できるようにする。

第1弾は、６月30日に北陸３県（富山県、石川県、福井県）のＪＲ主要駅を出発し、休暇村千里浜で１泊する。募集人員は90人。料金は２万９８００円（消費税込み、２人以上１室利用の場合）。現地に直接集合する場合は２万７８００円。読売旅行が４月14日から販売する。

タニタでは７月以降も、他エリアの休暇村へのツアーを計画。「タニタが提唱する食事・運動・休養をバランス良く行い、同時に体の変化をチェックする健康サイクルの啓発を図っていきたい」としている。