震災からの需要回復で軒並み大幅増 3月の旅行取扱
12/05/25
観光庁がまとめた3月の主要旅行業者の総取扱額は前年同月比35.7%増の5596億670万円で、8カ月連続で増加した。東日本大震災の影響を受けた前年から大幅な需要回復を受けたもので、対前々年(2010年)同月比でも4.8%の増となった。
各区分とも震災からの需要回復で軒並み大幅増。なかでも原発事故への不安もあり影響の大きかった外国人旅行は同71.1%増の47億4700万円(対前々年同月比1・2%増)と最大の伸びを示した。
海外旅行は同23.2%増の2130億90万円。円高傾向による好調が続いたこともあり、対前々年同月比でも9.8%増と大きく伸ばした。
国内旅行は同44.5%増の3418億5100万円(同1・9%増)となった。
58社のうち、55社が前年同月を上回った。