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日本旅行が「ロコドルツアー」 第1弾は大阪市で実施

12/12/14

ローカルな人気を集めるご当地アイドルとの交流を通じ地域振興につなげることを目指したツアーが行われている。日本旅行西日本MICE営業部の「ロコドルおもてなしツアー」シリーズ。第1弾は10月末、大阪・日本橋を拠点に活動しているロコドルのNEPシスターズがもてなすツアーが行われた。

ツアーは今年9月に初めて開かれたロコドルサミットと連動して企画。ゆるキャラ、B級グルメに次ぐ、ご当地観光コンテンツとしてロコドルにスポットを当てようと実施されたサミットの目的を実証するためツアー化した。

10月28日のツアー当日には参加者ら約20人が、NEPシスターズの活動拠点である日本橋のライブ会場に集まった。ライブを聴き、その後はお気に入りのメンバーとツーショット。NEPシスターズのメンバー10人とともに、まちへ繰り出した。

新世界では、着ぐるみのビリケン様も特別参加し串カツパーティーを行った。貸切の阪堺電車では、NEPメンバーの1人1人が考えてきた問題を出題するクイズ大会で盛り上がった。

NEP

貸切の阪堺電車内で
参加者とふれあう

この日の参加者は、ウェブでの告知や、NEPシスターズのステージやブログでの宣伝が主だった。募集期間が短く催行に不安があったが、NEPファンを中心に集まった。

西日本MICE営業部の関昌博部長は「ロコドルの皆さんが女子中高生なので、お客様を『おもてなしする』経験が薄いのは仕方ありません。そのあたりを地域、ロコドル関係者とともに旅行会社がいかにフォローして、参加者の満足度を上げていけるかが課題です」。

また「ロコドルファンだけでなく、一般への認知度向上に取り組んできたので一過性のイベントに終わらせず継続的に行い、ロコドル、地域、旅行会社それぞれにとって実効が上がるよう連携を強化していきたい」としている。

第2弾として12月1―2日に宮崎県のロコドル、MKM―ZEROのツアーが催行された。岡山県美作地域のロコドル、SakuLoveのもてなしツアー(12月15―16日)も予定している。

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