年末年始の海外旅行は「早・長・遠」 H.I.Sの旅行動向
13/12/12
エイチ・アイ・エス(平林朗社長)はこのほど、年末年始(12月20 日―1月3日)の予約状況から海外旅行動向をまとめた。最大9連休ということもあり、早期予約が好調、滞在日数が長期化、ハワイ、ヨーロッパなど遠方が人気という「早・長・遠」傾向が顕著となっている。
連休初日の12月28日の出発日が多く、ヨーロッパ方面は前年同日比111%と好調。定番のロンドンやパリなどに加え、今シーズンはスペインやポルトガル、北欧の伸びが目立つ。
年末年始の人気渡航先1位は昨年に続きホノルル。ハワイでの滞在日数は6日間が一番多く、7、8日間など長期滞在も昨年より増えているという。
一方で、人気のアジアも衰え知らず。台湾やタイの好調さが目立ち、韓国と中国も回復傾向にある。
また、他社同様に早期予約傾向が顕著。6カ月前に予約した割合は前年比 167%、6カ月前では同120%を記録した。予約の伸び率は中長距離方面が特に高い。好況感からデラックスホテル宿泊も増え、平均単価は 10%増となった。