春の大阪淀川を鉄人たちが駆ける JTB西日本と京阪がウルトラマラソン開催
JTB西日本と京阪電気鉄道は2015年3月29日、大阪・淀川河川敷を舞台に「OSAKA淀川ウルトラマラソン」を開催する。鉄人ランナーたちが最長100キロの難関に挑戦、春の「水の都」を駆けぬける。
昨今人気の都市マラソンだが、ついに100キロのコース設定となるウルトラマラソンが大都市に誕生。広々とした河川敷が延々と続く淀川だからこそ成せる業であり、水の都・大阪ならではのイベントといえそうだ。
大会は両社と淀川河川公園事務所でつくる実行委員会が主催。スタート・フィニッシュ地点の枚方市から特別協力、大阪府やコース沿線各市町の後援を得ての大規模スポーツイベントとなる。
コースは枚方市・淀川河川公園を発着点に、寝屋川市、守口市、大阪市、摂津市、高槻市、島本町におよぶ。100キロ、70キロ、50キロの部が用意されており、100キロの部は枚方・樟葉、島本町で折り返す。
また、淀川横断時には通常では通行できない大阪市の「淀川大堰」も特別に通行。100キロコース参加者限定で京阪・淀屋橋駅発臨時列車「淀川ウルトラマラソン号」を運行するほか、各年齢別男女優勝者に臨時列車オリジナルヘッドプレートを贈呈、エイドステーション、参加賞にTシャツと記念メダルなど参加特典も充実する。
定員と参加料は100キロの部が2千人・1万6千円、70キロが1千人1万1千円、50キロが1千人8千円。2月28日までJTBスポーツステーションのウェブサイトでエントリーを受け付けている。
11月28日に参加受付を始め、12月3日時点ですでに800人がエントリー。北海道から鹿児島県まで30都道府県から申し込みがあった。
同社スポーツ・MICEセンターの西村龍平センター長は「発売開始後短期間でこの人数の多さは驚き。ウルトラマラソンがフルマラソンの次の目標として需要の高い種目だと再認識しました。大会前日の宿泊も期待でき、経済効果の観点からも地域活性化のよい素材です」と話している。