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「地域創生」に貢献 JATA関西支部が年賀会

15/01/27

日本旅行業協会関西支部(光山清秀支部長=JTB西日本社長)の2015年年賀会が1月6日、大阪市北区のホテル阪急インターナショナルで開かれた。会員旅行会社や総領事館、業界関連団体の関係者ら約400人が出席した。

光山支部長は、あいさつの中で2015年を次のように展望した。

国内旅行については3月の北陸新幹線開業、山陽新幹線開業40周年、高野山開創1200年記念大法会、NHK大河ドラマ・花燃ゆの放送をチャンスとし「JATAが提唱する宿泊旅行拡大施策『ニッポンを遊びつくせ!』キャンペーンを各社協力のもとに推進し、国策である『地域創生』に貢献したい」。

インバウンドについては、JATAの事業骨子としている相互交流4千万人実現に向け「魅力的な観光素材の発掘、広域観光ルート策定の取り組み、MICEを誘致する環境整備が必要になってくる」と展望した。

日本旅行業協会関西支部

今年の飛躍を誓って乾杯

近畿運輸局の土屋知省局長は、インバウンドの増加で「ホテル、バスが足りない」とし、特に貸切バス新運賃・料金制度について「旅行会社の皆さんが外国人に説明してほしい」と要請した。

新関西空港会社の福島伸一会長もインバウンドについて、「昨年4―9月上期の関空利用者は初めて外国人が日本人を上回った」とし、14年度の訪日客数は前年度135%の670―680万人に達するとの見通しを示した。15年についてもWifiやフリー乗車券の新設など「オール関西で取り組み、観光を関西の成長産業にしたい」と意気込んだ。

アウトバウンドについては関空―ロサンゼルス線やバンクーバー線が数年ぶりに復活することに触れ、福島会長は「ぜひ皆さんの協力で復活した2路線を儲かる路線にしていただきたい。ロンドン、ニューヨーク、シカゴ線など弱かった欧米線の就航につなげたい」と協力を呼びかけた。

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