国内観光活性化フォーラムと地旅博、16年3月に鹿児島で開催
15/02/23
ANTA主催の国内観光活性化フォーラムと全旅主催の地旅博覧会が2016年3月16―19日、鹿児島県で開かれることが決まった。昨年和歌山県で開いた第10回記念大会以来2年ぶりの開催。
開催県の鹿児島県旅行業協同組合の中間幹夫理事長は「現在準備を進めています」とし、開催計画概要を明らかにした。
構想では18日にメーンイベントを開くが、会期を過去最高の4日間とすることで開催効果を広範囲に及ぼすことをねらう。具体的には参加者の宿泊先を分散させ、宿泊拠点ごとに地域住民と意見交換や触れ合いの場をつくる。地域ごとのプログラムは「市町村と地元ANTAがアイデアを出す着地型」(中間理事長)とし、地域ごとに魅力的な取り組みを競わせる形にもっていくという。
中間理事長は「人脈を紡いでいく大会にしたい。経済効果も測定し、新しい形の官民協働のモデルをお示ししたい」と意気込む。
また、全旅の池田孝昭社長は「和歌山県での第1回地旅博覧会には1万3千人の方にお越しいただきました。鹿児島での地旅博は九州の皆さんで結束し2万人、3万人の方にお越しいただけるように取り組みます」。
さらに、第5回国内活性化フォーラムin倉敷で地元実行委員長を務めた近藤幸二ANTA副会長も「ANTAの一大イベントであり、九州の皆さんの協力を得ながら全力を尽くします」と、2年ぶりのフォーラムの成功に意欲を示している。