40人出席し20周年祝う ロイヤルツーリスト/奈良
15/03/17
奈良県のロイヤルツーリスト(吉野福男社長)はこのほど、奈良市の奈良ロイヤルホテルで創立20周年記念祝賀会を開いた。社員や家族、取引先関係者ら140人が出席した。
冒頭、スライドで同社の歴史が紹介されたあと登壇した吉野社長は「今日を迎えることができたのは社員と受入の皆様のおかげ」と出席者に感謝を述べた。
続けて「創業からこれまで着実に業績を伸ばし、今年度は8億2千万円の業績を残すことができた。3年後の2017年には10億円を達成したい」と話した。
そのため、「得意とする教育旅行を小学校だけでなく中学校にまで広げ強化したい。提案型の営業にシフトする」「大手旅行会社やネットエージェントではできない地域密着型の旅行会社として、新しいビジネスモデルを構築」「国の地方創生に呼応し、これまで培ったノウハウを活用して地域観光をプロデュース」などの事業に取り組む考えを披露した。
一般社団法人奈良県旅行業協会の中川宜和会長は「経営理念に『夢と感動を提供する』と入っているが、社員の皆さんとともに夢と感動を提供する旅行会社として発展してほしい」と祝辞。
JTB西日本提携販売事業部営業第三課の広瀬悦郎課長は「LCCの参入や貸切バスの運賃問題など我々の業界を取り巻く環境は厳しいが、そういった荒波を乗り越えて30年、40年を迎える会社になってほしい」とエールを送った。