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全旅社長に中間幹夫さん(鹿児島・アローツーリスト)

15/07/02

全旅は6月23日、東京都内で株主総会を開き、新しい社長に中間幹夫常務取締役(鹿児島県・アローツーリスト)が就任した。中間新社長は鹿児島県旅行業協同組合理事長などを歴任、地元では「魅旅」ブランドで着地型旅行を積極的に推進している(トラベルニュースat次号詳報)。

池田孝昭社長は取締役会長に就いた。

池田さんは2005年の社長就任以来、同社では最長となる5期10年に渡って務めた。その間、全旅クーポン会の会員制度改正や日本旅行との業務提携など全国旅行業協会(ANTA)会員へのサービスを拡充したのをはじめ、西日本支社(大阪市)と九州支社(熊本市)など業容拡大にも尽力した。

特に、16年前に観光業界で初めて着地型旅行を提唱して以降、着地型旅行の概念を学び普及拡大を図る国内観光活性化フォーラムの開催や、着地型旅行を独自ブランド「地旅(じたび)」と称し、地旅博覧会や地旅大賞を創設するなど、旅行業の未来像は地旅にこそあると一貫して唱えてきた。その足跡はミスター地旅そのもの。

池田さんに5期10年を振り返ってもらった。(トラベルニュースat6月25日号9面にインタビュー記事)

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