「日本の旬」下期は北陸 JTB
15/10/19
JTBが国内旅行活性化を目的に半年ごとに展開する国内デスティネーションキャンペーン「日本の旬」。2015年度下期(10月1日―16年3月30日)の舞台は「北陸」だ。新幹線開業、デスティネーションキャンペーンに湧く北陸の観光需要を一層喚起していく。
コンセプトは「旬のおもてなし、はじめての北陸。」。エースJTBでは「感動の饗宴」と題して食をピックアップ。福井県では日本で唯一皇室に献上することが許されている品質の越前ガニ、石川県では金沢の料亭、富山県では富山湾の白エビや氷見のブリを宿泊プランに盛り込んだ。
広域観光では兼六園、五箇山白川郷、高山、松本城の「3つ星ルート」をめぐるレンタカー、バス、観光タクシープランを用意。金沢では北陸で初めてまち歩きに便利な音声ガイドペンの無料貸出も登場させるほか、加賀温泉郷の宿泊者には周遊バスなどに使えるクーポンも設けた。
団体向けの「AユニットJTB」では、チームでスイーツづくりを行うプログラムや、オリジナルイベント「リアル宝探し 百万石伝説」を企画。インバウンド向けには、訪日客向けパッケージツアー「エクスペリエンスジャパン」で北陸各都市発着のオプショナルツアーを商品化した。
JTBでは今回のキャンペーンにより、地域の旬と素材を旅行商品として価値を創出し、北陸ならではの魅力と新たな北陸の魅力をアピールしていく。