合格率は前年同様29・3% 今年度の国内旅行業務取扱管理者試験
15/11/02
今年度の国内旅行業務取扱管理者試験の合格者が10月28日に発表された。試験事務代行機関の全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長)によると、受験者数1万5033人に対し、合格者数は4408人、合格率は前年と同じく29.3%だった。
受験申込者数は1万7157人で、前年より679人増。近年は若年人口の減少などの影響から減少傾向だったが、ANTAは増加の要因として、訪日外国人旅行者数の増加など観光産業の好調な動向が報じられている現状から旅行業界を志す若者が増加したとや、外国人受験者が増大していることなどを挙げている。
合格者の内訳は、男性は53.5%、女性46.5%、年齢別では24歳以下が47.8%、職業別では学生が46.1 %と、若年層が約半数を占める。最年少の合格者は13歳、最高齢は79歳だった。