1位は福井、北陸人気が継続 楽天「春の旅行先伸び率ランキング」
16/03/29
楽天トラベルの宿泊予約状況から算出した「春旅行人気上昇エリアランキング」で、1位の福井県をはじめ、富山県、石川県もトップ10入りを果たした。北海道新幹線開業が間近に迫るが、北陸新幹線の開業効果は今年も続いていることがわかった。楽天がこのほど発表した。
1位の福井県は前年同期比68.7%増。一乗谷朝倉氏遺跡を擁する福井市が同98.0%増、あわら・三国地区では女性複数人による宿泊が前年同期から2倍以上増加するなど県内各エリアで好調を維持している。なかでも昨年10月開館の「敦賀赤レンガ倉庫」などがある敦賀地区は同143.0%増で、上位10県の中で最も人泊数が増加している。
北陸3県では富山県が7位、石川県が8位で続いた。
2位は和歌山県で、同57.8%増だった。昨年の高野山開創1200年から人気を継続。ふるさと割利用の旅行者やインバウンド観光客が増えている。3位は鳥取県で同55.1%増。高速道路網の発達や通行料無料化などで関西や中国エリアからの流入が増加している。以下、4位秋田県、5位茨城県、6位徳島県、9位長崎県、10位高知県。
ランキングは2月25日時点の国内宿泊予約状況から、前年同期からの伸び率で算出。3月1日―4月28日の予約が対象。