ふっこう割好調 楽天トラベル、7-9月の九州予約は3割増
16/07/26
熊本地震からの観光復興のため国が設けた「九州ふっこう割」が7月1日からスタートし、予想通り売れ行きがいいようだ。楽天トラベルでは7月1日―9月30日の九州7県への全体の宿泊予約は前年同期比32.7%増。旅行需要は確実に促進されている。
楽天トラベル調査では、熊本県が同42.1%増、大分県が同92.1%増と、被災2県への予約状況は上々。熊本では黒川が同78.9%増、人吉が同23.0%増、大分では別府が同122.2%増、由布院が同90.3%増と温泉地の好調さが目立つ。
九州全体での宿泊施設のタイプ別の傾向は、高級宿が同42・9%増、小規模宿が65・2%増で好調。年齢別では若年層とシニア層が伸びているという。