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JTB「日本の旬」下期は九州 世界遺産や食、温泉に注目

16/10/03

JTBが国内旅行活性化を目的に半年ごとに展開する国内デスティネーションキャンペーン「日本の旬」の2016年度下期(10月1日―17年3月30日)は「九州」を舞台に展開される。地域の旬と素材を旅行商品として価値を創出し、九州の魅力をアピール。熊本地震からの観光復興へ需要を喚起していく。

今回のコンセプトは「五感にふれる、新体感の旅」。「見る」「味わう」「香る」「聴く」「触る」など五感を通じて九州を体感できる企画をそろえた。

個人向けのエースJTBでは、九州が誇る世界遺産に触れるプランを用意。軍艦島周遊フライトや三菱長崎造船所世界遺産「ジャイアントカンチレバークレーン」をはじめ長崎の夜景を眺めるクルーズ、官営八幡製鐵所関連施設見学公認バスツアーなど貴重な企画をラインナップした。

食の面では「九州美食遺産」。あら(クエ)の会席や、長崎名物・卓袱(しっぽく)料理など各地で伝統の料理を商品化。福岡・大木でのイチゴ「あまおう」狩りや鹿児島・指宿での安納芋掘りができる「エースJTBファーム」も新登場した。

そのほか温泉の宝庫・九州ならではの「九州温泉満喫チケット」や、地元に精通した「感動魅力人」のガイドツアーも設定。長崎ランタンフェスティバルや夜の体験、伝統工芸体験なども盛り込み、九州を盛り上げる。

団体向け「AユニットJTB」はこれらに加え、福岡の屋台のラーメンが味わえるクーポンや「地恵のたび」など団体独自企画を用意。訪日外国人旅行も宿泊予約サイト「JAPANiCAN.com」でプランを設定している。

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