鹿児島県長島町と連携協定 阪急交通社、観光振興で事業領域構築へ
16/11/14
阪急交通社(松田誠司社長)は10月28日、鹿児島県長島町(川添健町長)と観光振興に関する連携協定を締結した。同町にとっては観光需要と交流人口の創出で地域活性化を、同社にとっては新しい事業領域を構築することがねらい。
同町は県北西部に位置し、長島本島と島々で構成する海の資源がゆたかなまち。海岸線の美しさや赤土バレイショ、養殖ブリ、みかん、芋焼酎といった食の魅力に恵まれている。
協定では、両者の協力により食を中心とする同町の観光素材を掘り起こし、周辺地域と広域による旅行商品を全国に発信。同社の旅行商品化や企画・販売のノウハウを生かし、食のブランドづくりや地域の魅力アップを図ることで、観光産業で経済振興を図る。
同社は協定に基づき、同町に職員を定期的に派遣。11月1日には同町役場内に「長島大陸支店」を開設した。