KNT―CT、上海で1月から合弁旅行会社の営業を開始 海外旅行需要取り込む
16/12/27
KNT―CTホールディングス(戸川和良社長)は1月から、中国・上海海行国際旅行社との合弁会社「近畿美勝国際旅行社」(本社・上海)の営業を開始する。中国人向けに訪日ツアーをはじめ海外旅行を販売、2021年度までに約10万人の取り扱いを目指す。
近畿美勝国際旅行社は上海の経済特区「中国(上海)自由貿易試験区」に9月に設立。同自由貿易試験区内で外資の海外旅行取扱参入が規制緩和され始めたのを機に、中国での海外旅行需要を取り込もうと拠点を構えた。KNT―CTとしては中国で2社目の旅行会社となり、中国人向けは初めて。
代表者はKNT―CTホールディングス北京事務所長・上海事務所長の江浦雅文氏。資本金は500万元、持ち株比率はKNT―CTホールディングスが80%、上海海行国際旅行社が20%。