中国に「地旅」売り込む 全旅、17年度上期パンフ作成
17/04/27
全旅(中間幹夫社長)は、全国の全国旅行業協会(ANTA)会員の「地旅」商品を掲載した中国向けの2017年度上期版カタログを作成した。
同社では昨年4月にインバウンド事業推進室を設立するなど訪日市場への進出を本格化。カタログもその一環で、中国をはじめ東アジア市場に地旅商品を売り込もうと、昨年度から作成、配布している。
今期の中国版のコンセプトは「深入未知的日本」と銘打ち、味わい深い日本の旅に設定。北海道積丹半島や尾瀬のトレッキング、長野県で鹿料理を味わうツアー、四国の阿波踊りとよさこい祭を楽しむものなど個性的な全国61の地旅をラインナップした。
また、中国人に人気の花をテーマにした特集や東京での日本文化体験といった特色のある地旅もピックアップして紹介している。
発行部数は5千部。中国の現地旅行会社に配布するほか、中国現地への営業や商談会、旅行博への出展なども計画しているという。