全旅協大阪、新会長に吉村さん(歓喜旅行) 「プロ魂で大阪元気に」
一般社団法人全旅協大阪府旅行業協会(永野末光会長=西日本トラベルサービス)はこのほど、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では新会長に吉村実さん(歓喜旅行サービス)、副会長に岡本浩史さん(日本トラベルサービス)、専務理事に笹井健次郎さん(ビーウェーブ)を選出し、永野前会長は監事に就任した。
吉村新会長は「50年の歴史を持つ当協会の会長に就任する重責を感じ、身の引き締まる思いだ。現在大阪には340社の会員がいるが、そのほとんどは中小零細企業。しかしながら深い信頼関係を持ったお客様に喜んでいただけるツアーを企画するプロ魂を持っている。そのパワーを持って大阪を元気にしていきたい」と呼びかけ、会員へ協力を要請した。
永野前会長は「無事任期を終えることができたのは会員の皆さんのご支援があってのこと。感謝申しあげたい」と謝辞を述べた。
今年度の事業は2018年に高知県で行われる第13回国内観光活性化フォーラムに積極的に参画し会員活動の活性化と着地型国内観光の推進を図るほか、緊急重大事故発生時の連絡体制の強化と周知徹底をさらに行い、行政・観光関係団体などとの意思の疎通を図り事故防止に努める。
国際旅行の振興についてはインバウンドとアウトバウンドのバランスをとりながら、双方向の人的交流を図る。
続いて行われた株式会社オーサカ・ゼンリョ(内田正人社長=扶桑ツーリスト)の通常総会では、新社長に岡本浩史さん(日本トラベルサービス)を選出した。
オーサカ・ゼンリョ協力会(西村肇会長=西村屋ホテル招月庭)総会では西村会長を再選。「若い人の育成という思いからもう1期務めさせていただく」と述べ、協力会の活発な活動を実施していく考えを示し、会員の積極的な参加を促した。
協力会の17年度事業は協力会会員・会員旅行業者への情報発信と親睦、会員の広報PRなどを行うことを決め、会員の承認を得た。