プリンセスクルーズ、19年の日本発着商品発表 名湯、巡礼地など多彩なラインナップ
プリンセス・クルーズは4月12日、就航7年目を迎える2019年の日本発着クルーズの商品概要を東京都内のホテルで発表した。ダイヤモンド・プリンセス(11万5875トン)を通年で配船し、過去最長の19年3月から20年3月まで全41本のクルーズを運航する。
19年の運航スケジュールは第1シーズンと第2シーズンの2つに分け、このうち第1シーズンは3月26日―11月4日出発の22コース30本を設定。初寄港地の高松、松山、宮古島、蒲郡、新潟、姫路、宮古、和歌山下津を含む計7カ国40港を訪れる。
具体的には、沖縄と台湾を訪れるリゾートクルーズや北海道とロシアを巡る人気の定番コースに加え、新たに名湯や日本三景を巡るクルーズ、日本の巡礼地を訪れるクルーズなどを登場させ、バラエティ豊んだコースを設けた。4月3日横浜発「春めく名城の地めぐりと伊勢・韓国9日間」は日本各地の名城を巡る。5月6日神戸発の「新緑の九州 名湯の地めぐりと韓国6日間」は別府温泉と鹿児島を訪れる。(8万7千円から)。そのほか各地の夏祭りや花火を観賞するコースなどをラインナップしている。
また、クルーズ市場をより広げるため、5―6日間のショートクルーズをゴールデンウイークなど計8出発日に設定。クルーズ代金も6日間8万円台からとし、クルーズ初心者や現役世代にも気軽に参加できるようにした。
第1シーズンの予約販売は4月13日から開始。早期予約割引などの特典を設けている。
4月12日の発表会には、プリンセス・クルーズの母港の一つ神戸出身の女優の浅野ゆう子さんがスペシャルゲストとして登場。クルーズへの期待を話した。
なお第2シーズンの詳細は、6月1日に発表する予定。
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