200%超の営利増 阪急交通社グループの17年度連結決算
18/05/31
阪急交通社は5月17日、グループの2017年度連結決算を発表した。営業収益は前年比13.6%増の340億2200万円、営業利益は同222.5%増の20億5500万円。低迷を続けていた主力のヨーロッパ方面の需要が回復し、大きく収益を伸ばした。
グループは、阪急交通社と阪急阪神ビジネストラベル、阪急トラベルサポートに、17年度から阪神トラベル・インターナショナルが加わり、4社となった。阪神トラベル・インターナショナルは取扱規模が少ないため、これまでとの比較で影響は軽微という。
海外旅行ヨーロッパの需要回復に加え、中国や韓国も回復するなど好調。国内旅行も観光列車のチャーターや北海道などへの長期滞在商品、関東・近畿での日帰りバス商品などが人気で、ほぼ全方面で堅調だった。訪日旅行も特にヨーロッパ市場を中心に好調に推移した。
旅行業 の新着記事
- 和牛肉で訪日客キャンペーン 団タメ!、旅行社に利用料を還元(24/11/21)
- 売上増も受託事業大幅減で増収減益に KNT―CT・25年3月期第2四半期決算(24/11/20)
- 前年比1・7%減の287億6500万円 KNT―CT・9月の旅行取扱(24/11/18)
- 19年比25・3%減の3203億6800万円 9月の主要旅行業取扱額(24/11/15)
- 能登を支える! 防災学習と発行文化を伝えるツアーを催行、中能登町とVTS(24/11/12)