国内は沖縄のアクティビティが人気 HISの夏休み旅行予約動向
エイチ・アイ・エスは、夏休み(7月14日―9月30日)の国内旅行の予約動向をまとめた。定番の旅行先が例年通りの強さをみせているほか、季節感や話題性を体感できるスポットが人気を集めている。
国内旅行の人気旅行先1位は昨年に続き沖縄。今年スタートさせた星空観賞ツアーや宮古島での伊良部大橋を組み込んだツアーが好調だという。
2位は北海道で、富良野・美瑛・トマムの道央人気で伸び率では沖縄を上回る。3位は九州、4位は中国・四国。
鉄道利用ツアー人気ランキングでは、1位に京都。嵐山を一望できる隠れスポット「法輪寺の舞台」や、夏の風物詩である鴨川納涼床での食事が人気を集めている。2位は定番の東京、3位は北陸新幹線開業からの人気が定着した北陸、4位に神奈川・箱根が入った。
夏休みのアクティビティランキングは沖縄での海体験に人気が集中。国内・訪日旅行者ともにシュノーケリングが1位で、2位は国内旅行者がSUP(スタンドアップパドルボード)、訪日旅行者はカヌー・カヤック。なかでも宮古島は「国際線ターミナル施設開業でアジア圏からの来訪者の増加も見込まれ、現地でのアクティビティ体験の需要が高まるだろう」(同社)という。
バスツアーランキングは、首都圏発着は旬の絶景とグルメが人気。1位は山梨県の「明野ひまわり畑と清里テラス」、2位は長野県の「信州シャインマスカットと桃狩り」、3位は山梨県の「甲州ワインビーフステーキ重と富士山五合目」がランクインした。関西発着は兵庫県の神戸牛焼肉ランチ、三重県の松坂牛焼肉、岡山県の白桃ジェラートの食べ放題の順に人気で、食を求めた旅が好調だ。
調査は6月25日時点の予約状況から。
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