旅行業団体の新年会相次ぐ 全会員で猪突猛進/全旅協大阪と協力会
一般社団法人全旅協大阪府旅行業協会(吉村実会長=歓喜旅行サービス)と株式会社オーサカ・ゼンリョ協力会(西村肇会長=西村屋)は1月17日、大阪市中央区のホテル日航大阪で賀詞交歓会を開いた。
オープニングでは大阪学芸高校吹奏楽部の演奏で参加者を出迎えた。参加者が着席すると「いい日旅立ち」「大阪LOVER」など旅行や大阪に馴染みのある楽曲が演奏され、アンコールが要望されるほど盛り上がった幕開けだった。
吉村会長は、素晴らしい演奏で華やかな雰囲気の中でスタートできたことに謝辞を述べたあと、次のようにあいさつ。「今年は5月に関空旅博、6月にG20大阪サミット、9月にラグビーワールドカップ、10月にはツーリズムEXPOジャパンと続き、2025年には大阪万博とビッグイベントを控え、地域の活性化が期待されています。大阪が注目されている中、当協会では息が切れないように全会員がまとまって猪突猛進でいきます。大阪の会員340社が結束し、1人の十歩ではなく百人の一歩で確実に進めていける1年にしていきたい」。
ANTA本部の永野末光副会長は「昨年の本部事業は皆さんのご協力を得て、滞りなく終えることができた」と謝意を示し、昨年2月に開いた国内観光活性化フォーラムinこうち後の送客キャンペーンでは目標の3万人を昨年12月時点で3万5500人に達したと報告。2月15日に福島県で開かれる第14回国内観光活性化フォーラムではすでに全国のANTA会員1200人が参加する予定であることを伝えた。
近畿運輸局の八木一夫局長は、政府が20年の目標に掲げるインバウンドの旅行消費額8兆円について「達成には魅力あるコンテンツづくりが不可欠だが、実現のためには自治体やDMOのほか旅行会社の人たちの協力が必須です。ぜひ支援をお願いしたい」と話した。
西村会長は、会長就任からの悲願だった協力会会員数が200を超えたことを報告し「今年も明るく元気に前向きに頑張っていきましょう」と呼びかけた。
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