前年比9%増で盛況、福岡県が人気急上昇 じゃらん夏の旅行予約動向
リクルートライフスタイルの旅行情報誌「じゃらん」は6月27日、今夏の国内旅行動向を発表した。7月13日―8月31日の旅行人泊数は前年より9%増で、旅行のピークは8月11日の「山の日」。GW10連休があった影響で夏は旅行控えが見られそうという見方もあったが、まずまず盛況の夏となりそうだ。
人気の都道府県別旅行先は、1位北海道、2位沖縄県、3位東京都、4位静岡県、5位千葉県、6位大阪府、7位長野県までが前年と変わらず。8位には昨年はトップ10外だった福岡県が入った。じゃらんによると、イベントの開催やホテルの新設、「令和」幕開けで太宰部人気が続いていることが好調の要因という。
調査は、6月7日時点での「じゃらんnet」予約人泊数から算出。対象期間は7月13日―8月31日。
また、旅行トレンドについて実施したアンケート調査では、「朝・夜観光」に注目。旅先で朝・夕方以降限定の観光やアクティビティがあるなら活用したいかという問いには、「朝時間を活用したい」が49・1%、「夜時間」が42・7%、「どちらも」が27・4%、「活用したくない」が35・6%。朝・夜ともにほぼ半数が意欲を持っており、理由は時間を有効に使いたい、昼は暑すぎるなど。近年朝・夜の体験が増えているが、ニーズは十分といえる。
「じゃらんnet」の「遊び・体験予約」の実績では、朝に人気の体験ランキング1位は「熱気球」、夜はクルーズ・クルージング」だった。
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