阪急交通社 9月の取扱額は前年比15・8%増の305億円
阪急交通社と阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナルの3社を合計した2019年9月の旅行取扱実績で、海外、国内、外国人を合計した総取扱額が前年比13.0%増の340億9644万円となった。海外旅行は9.6%増の210億2207万円と2桁増にはわずかに届かなかったものの、国内旅行が18.3%増の137億1121万円、外国人旅行が19.2%増の2億6316万円と好調に推移した。
特に阪急交通社が数を伸ばしており、海外旅行は13.6%増の166億7947万円、国内旅行は18.6%増の135億7765万円、外国人旅行は22.0%増の2億5125万円、合計も15.8%増の305億837万円となった。欧州や台湾、中国が20%増と大きく増加したといい、その他方面も韓国と台湾を除いてプラス成長。国内旅行は北海道が63%増、沖縄が21%増などとなり、特にフリープランの人気が高かったという。外国人旅行は欧米と豪州市場が好調だった。
一方、阪急阪神ビジネストラベルは海外が8.7%減の34億1975万円、国内旅行が11.1%減の2億3721万円、外国人旅行が20.1%減の1190万円、合計も8.9%減の36億6886万円と苦戦。加害旅行は「企業活動の停滞の影響」を受けたといい、アジア、米国、欧州が前年を下回った。国内旅行は団体旅行が低調だったという。
このほか、阪神トラベル・インターナショナルは海外旅行が3.1%減の3億1042万円となったものの、国内旅行は7.0%増の576万円と伸長。合計は2.9%減の3億1618万円となった。
情報提供 トラベルビジョン
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