23年にTEJを大阪で再開催 JATA関西支部が年賀会
日本旅行業協会(JATA)関西支部(宇田川雄彦支部長=JTB常務執行役員関西広域代表)は1月7日、大阪市北区のホテル阪急インターナショナルで年賀会を開いた。在関西総領事館や国内外の関係機関などから400人が参加した。
宇田川支部長は冒頭のあいさつで「昨年は大阪でG20大阪サミットやツーリズムEXPOジャパン大阪・関西を官民一体となって取り組み、関西のツーリズムをさらに高める大きなエポックを生み出すことができました」と報告。次いで3つの柱を中心に支部活動を行うと話した。
1つ目は「海外旅行者数2千万人を持続するための需要拡大を図りたい。今年の夏に関西空港では欧州・中東便が4路線就航します。旅行会社にとって利用しやすい内容になっているので、しっかりと販売していきたい。国内旅行については日本遺産を活用した宿泊客の拡大と昨年の台風などの被災地へ支援を行いたい」。
2つ目は経営環境の整備。働き方改革に則った経営の健全化、社会的地位の確立を図るほか、旅行業界の未来のあるべき姿などを検討する。
3つ目として「昨年関西で開かれたツーリズムEXPOジャパン(TEJ)は当初13万人の来場者を見込んでいたが、15万人にお越しいただきました。今年は沖縄で開催され海洋リゾートとしての沖縄をアピールし、関西に続いて成功させたい」と話し、23年には再度、ツーリズムEXPO大阪・関西を実施する予定であると伝えた。
また、21年には関西ワールドマスターズゲームズ、25年の大阪・関西万博と大規模なイベントが続くことから「関西を国内外に発信する好機。支部活動にもこうしたイベントを取り入れて関西を盛り上げたい」と意欲を示した。
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