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HIS、20年12月は欧州好調で総販は前年比103%の406億円

20/02/03

エイチ・アイ・エスはこのほど、2019年12月旅行取扱高状況報告を発表した。総販は前年比103%の405憶9253万円だった。発表は、同グループ5 社(オリオンツアー、クオリタ、クルーズプラネット、ジャパンホリデートラベル、エイチ・アイ・エス沖縄)の社内取引を相殺した取扱高の合計。また2019 年11 月から、日本における旅行事業のみに集計基準を変更している。それに伴い、前期数値も同基準へ変更している。

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旅行区分別

1. 海外旅行

海外旅行は、香港・韓国における需要の減少は継続しているものの、年末年始が最大9 連休となったことから出発が12月に集中したこともあり、全体では好調に推移。方面別では、イタリアが前年同月比126%、スペイン・ポルトガルが同128%、アメリカ西海岸が同119%と⾧距離方面を中心に伸⾧した。また、家族旅行で人気の方面も増加し、ハワイが同114%、グアムが同114%、シンガポールが同115%となった。海外旅行の総取扱高は、前年同月比107.5%の352 億2,108 万円となった。

2. 国内旅行

国内旅行では、年末年始の⾧崎行チャーター便の就航や、冬の沖縄キャンペーン、北海道においては他社との協働など各種施策を実施したものの、全体では前年のふっこう割需要からの反動減もあり減少した。以上の結果、国内旅行の総取扱高は、前年同月比90.2%の34 億4,596 万円となった。

3. 訪日旅行

訪日旅行では、東アジアからの受客において、引き続き競争環境の悪化による単価の減少がみられて、訪日旅行の総取扱高は、前年同月比71.8%の19 億2,548 万円となった。

以上の結果、2019 年12 月の旅行取扱高の総計は、前年同月比103.4%の405 億9,253 万円となった。

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