楽天、徳島市と包括連携協定を締結 観光受入環境整備や誘客などで
20/03/29
楽天と徳島市は3月24日、包括連携協定を締結した。観光をはじめ地域振興へ両者がもつ資源を活用、協力して取り組んでいく。楽天が自治体と連携協定を結ぶの33カ所目で、徳島県内では初。
協定項目は、国内外の観光客受け入れ環境整備、誘客の促進▽地域産品の販路拡大、市内事業者の人材育成▽ふるさと納税の推進▽教育機関と連携した次世代人材の育成▽IT利活用などによる地域振興―の5項目。
このなかで、観光については、観光資源の磨き上げを念頭に置いたワークショップの実施などを行う予定にしている。
今回の協定締結について、徳島市の遠藤彰良市長は「楽天の持つサービスやテクノロジーなどの強みを生かした、市の地方創生に大きく資するもので、心強いパートナーを得た」、楽天の野原彰人・執行役員コマースカンパニーCOOは「今回の協定を機に、楽天1億以上の会員基盤をもとに一層Eコマースを活用、観光や地域産品などの地域独自の魅力を日本全国に届けていきたい」と、それぞれコメントしている。

協定書を掲げる遠藤市長(右)と野原COO
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