トリップドットコム 海外も近場から、検索上位に東京と大阪
20/06/23
オンライン旅行会社大手のトリップドットコム・グループ(Trip.comグループ、中国・上海市)は6月22日、グーグルと共同で行ったアジア太平洋地域の旅行トレンドレポートを発表した。
それによると各国・地域で、コロナウイルス感染拡大防止のための規制が緩和されるに伴い、地域内ユーザーが検索した旅行の7割以上が短期旅行商品だった。海外旅行再開にあたっては短距離旅行への関心が高まり、今後3カ月以内に旅行に行きたいと考えている人が約3割あった。
人気旅行先はバンコク、ソウル、上海、済州道、東京、バリ、マニラ、釜山、西安、クアラルンプールなどで、トップ20には日本から東京と大阪が入っている。
また、さらに状況が改善された後の人気先20で、日本はトップにランクされた。タイ、香港、アメリカ、韓国、マカオなどが続いている。
各国が入国規制を突然行うなど、不確実性を経験した後の旅行再開にあたって、旅行商品選びで柔軟性を重視する旅行者が多かった。半数を超える人たちが、魅力的な要素として、無料キャンセルポリシーと答えている。また、旅行再開の動機付けとして、約3割が事前予約プロモーションをあげた。
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