Go Toトラベル、大阪府と兵庫県で旅行業協力会らが説明会
Go Toトラベルキャンペーンのスタートを前に、大阪と兵庫で説明会が相次いで行われた。
オーサカ・ゼンリョ協力会(金子博美会長=琵琶湖グランドホテル京近江)は7月10日、全旅協大阪府旅行業協会(吉村実会長=歓喜旅行サービス)の会員を招いた商談会の中で開催。午前と午後の2回で計100人が参加した。
午後の部で吉村会長は「まだまだ具体的な中身が見えてきませんが、しっかりと情報を収集してほしい」。金子会長は「旅行のプロとしてお客様にキャンペーンの内容を説明し、旅行に出かけやすいよう背中を押していただける存在であってください」と要請した。
キャンペーンに関しては同協会の笹井健次郎専務理事(ビーウエーブ)が説明した。「一般客が直接宿泊施設に申し込みをした際、宿泊は割引の対象となりますが、個人で手配する交通手段は割引対象外となります。旅行業が造成する宿泊と交通機関のセットプランになってこそ交通機関も割引対象となるので、この点をアピールして旅行業を使ってもらいましょう」と訴えた。
兵庫県旅行業協会くすのき会(樫本文昭会長=淡路インターナショナルホテルザ・サンプラザ)と兵庫県旅行業協会(山口嘉幸会長=ハートトラベル)は7月21日に開き130人が出席した。
山口会長は「今日の段階でどこまで説明できるかわかりませんが、少しでも疑問がとければ」。樫本会長は「何としてでも成功し、コロナ禍の復興の源になることを期待しています」。
キャンペーンの概要について近畿運輸局観光部観光企画課の貴嶋聡主査が説明し参加者からの質問も受けた。キャンペーンの開催期間については「3月末までの年度内の予定」、旅行先の地域共通クーポンへの質問には「加盟店として登録していない施設ではクーポンは利用できない。体験施設などどこまで範ちゅうに入るかは検討中」などと返答していた。
商談会では、受入施設側が感染症拡大予防の対策などについて旅行業協会会員へアピールした。
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