KNT関西、大阪府泉佐野市と共同で簡易フェイスシールドを制作 地元日本遺産PRや地域活性化につなげる
20/08/08
近畿日本ツーリスト関西(三田周作社長)和歌山支店はこのほど、大阪府泉佐野市と共同で、新型コロナウイルス感染予防策として飛沫感染防止用の簡易フェイスシールドを制作した。旅行中の安全を強化、安心して同市の旅を楽しんでもらう。
同市は、コロナ感染防止と経済の両立を目指すなか、観光面では日本遺産認定の「旅引付(たびひきつけ)と二枚の絵図が伝えるまち ―中世日根荘(ひねのしょう)の風景―」のPRを強化したい意向を持つ。その取り組みに同社が賛同、観光時の感染防止と日本遺産認定PR策を兼備したツールの開発を模索し、今回のフェイスシールド制作にたどりついた。
フェイスシールドは、ブリヂストン先端技術創出部とプロダクトデザイン室から提供された、エンジニア考案のクリアファイルを用いた型紙がベース。簡易フェイスシールドを作成した後は、残りの部分がしおりや定規として使える仕様になっている。
両者は、フェイスシールドを日本遺産をはじめ市内の観光スポットを訪れる市民、観光従事者双方に利用してもらうことで日本遺産認定の周知、と観光による地域経済活性化につなげたい考えだ。
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