JTB「日本の旬 九州」がスタート 21年3月末までオリジナルプランを発信
JTB(山北栄二郎社長)が国内旅行活性化を目的に半年ごとに展開する国内デスティネーションキャンペーン「日本の旬 九州」が10月1日に始まった。地域観光素材を磨き上げたオリジナルプランの設定で、九州が持つ奥深い魅力を伝えていく。2021年3月末まで。
テーマは「Re Sight Kyushu―時をつむぐ 未来へつながる」。「自然・風景」「歴史・文化」「食・味覚」「体験」 「復興・つなぐ」を切り口に魅力を再発見、近年相次いだ災害からの復興、未来へつなぐという思いを込めた。
個人旅行商品では、オリジナリティあふれる企画を展開する。「アイランドホッピング」は九州の航空会社オリエンタルエアブリッジと連携。五島列島・対馬・屋久島・奄美大島を専用機で結び、機長はじめ航空クルーも旅をサポートするという今までになかった旅を実現させた。
糸島や阿蘇、ハウステンボスでは「ニューノーマル時代に対応すべく2階建てオープンバスを運行。ドローンで旅の風景を撮影するプラン、柳川や武雄、高千穂などでの歴史文化を訪ねるプライベートガイドプラン、海から世界三大夜景を眺める長崎夜景観賞クルーズなど個性的なラインナップをそろえた。
団体旅行では、観光列車の宝庫・九州ならではの列車チャータープランが登場。「或る列車」「A列車で行こう」などが貸し切れるファン垂涎の企画だ。熊本では被災の現状・復興を学ぶプラン、ダムや橋などを見学するインフラツーリズムなど学びの要素を含むプランも多く設定している。
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