災害時の応援職員の宿泊施設を確保 近ツー中部、名古屋市と協定結ぶ
20/11/30
近畿日本ツーリスト中部(髙川雄二社長)はこのほど、愛知県名古屋市(河村たかし市長)と「大規模災害時における名古屋市及び他自治体間の応援職員にかかる宿泊施設等の確保に関する協定」を締結した。
同市の災害時の応援や受援など災害対応力の強化が目的。災害発生時、同社は契約宿泊施設や保有する客室在庫を提供、バスやレンタカーなど職員の交通手段の手配など自治体間で派遣する応援職員の宿泊施設と移動手段を確保する。
NEXCO西日本としては初の試み。まずは同日から3年間試行する。
同市役所で開いた締結式で、河村市長は「大規模災害で対応にあたる職員の宿舎をどうするかは必ず直面する問題だ。豊富なノウハウを持つ近畿日本ツーリストと連携できるのは、応援職員にとっても助かる」、髙川社長は「当社のネットワークを最大限に生かし、市と連携して準備を整え、防災危機管理に貢献したい」と話した。
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