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兵旅協が役員改選 門田理事長を再任、協力会は西村総一郎さん(西村屋ホテル招月庭)が会長に

21/03/12

兵庫県旅行業協同組合(兵旅協、門田基秀理事長=国際旅行)と兵旅協契約機関協力会の通常総会が2月25日、神戸市中央区のホテルクラウンパレス神戸で開かれ、任期満了による役員改選が行われた。兵旅協は門田理事長を再任、協力会は兵庫県城崎温泉の西村屋ホテル招月庭の西村総一郎社長を会長に選出した。

席上、門田理事長は「兵旅協は阪神淡路大震災の苦難を乗り越え、昨年11月に創立45周年を迎えました。そして今またコロナ禍で危機的な状況を迎えています。組合員も減少し、今年度は17社でのスタートになりましたが、少数精鋭で力を結集し50年、60年と継続していけるよう努力したい」と決意を表明。

協力会の西村新会長は「45年の歴史がある兵旅協の協力会の会長に46歳の私が引き受けることになりました。厳しい環境下ですが、新しい時代の新しい光が見えるよう頑張りたい。地方経済を支えているのは私たちです。地域の発展に寄与したい。皆さんとともに業界を盛り立てていきましょう」と呼びかけた。

兵庫県旅行業協同組合

新体制となり協力を誓う
門田理事長(左)と西村会長

兵旅協の総会では2020年度の統一クーポンの取扱額について発表。取扱総額は目標の19億5千万円に対して約4億3千万円、発券額も目標の12億5千万円に対して約2億1千万円、日本旅行取扱額目標7億円に対して約2億2千万円にとどまった。「新型コロナ感染症拡大の影響でクーポン発券の推進ができなかった」と報告した。

21年度事業については(1)組合の見える化活動の推進(2)組合員の拡大推進(3)取扱額の増大(4)組合基盤の強化(5)他の組織との交流に全力で取り組む姿勢を訴え協力を求めた。

なかでも組合の見える化活動の推進−については、各組合員と情報の共有・発信の場、組合員同士の連携強化のために、情報交換会と勉強会を開くこととした。

また、取扱額の増大については兵旅協と協同組合大阪府旅行業協会、京都府旅行業協同組合とで連携するHOK連絡会の「まる得ユニットプラン」販売の推進を継続して行うことを確認した。

兵旅協契約機関協力会の総会では、今年度事業として兵旅協との合同研修会や会議の開催、販売促進に伴う資料および情報の提供、兵旅協統一クーポン受取推進キャンペーンなどの事業を行うことを決めた。

兵旅協新役員の皆さん(敬称略)。

理事長=門田基秀▽副理事長=小林直基(小野旅行センター)▽専務理事=西村和哉(ドリーム観光サービス)▽監事=大西洋平(大西洋ツーリスト)、濱藤拓哉(クラブコンコルド)▽顧問=門田善二(国際旅行)

兵旅協契約機関協力会新役員の皆さん(同)。

会長=西村総一郎▽副会長=中崇(かつうら御苑)、門脇栄一(日本庭園由志園)▽理事・総務部長=新谷盛仁(サンホテルやまね)▽同・会計=大西隆浩(琴平グランドホテル)▽理事=古川博司(日本交通)、安藤元量(安藤予約センター)、新山富久(古湧園)、二本松信吾(立山黒部貫光)、大塚稔(福島交通)、加地啓介(琵琶湖グランドホテル京近江)、西野丈浩(ホテルニューアワジ)、吉井祥二(潮彩きらら祥吉)▽監事=平井孝昌(佳泉郷井づつや)、西村和哉(兵旅協副理事長)▽相談役=金子基文(琵琶湖グランドホテル京近江)▽事務局=中田孝博

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