学生団体の需要増で改善 KNT―CT、21年3月期業績予想を修正、赤字幅が縮小する見込み
21/05/11
KNT―CTホールディングス(米田昭正社長)は5月7日、2021年3月期(20年4月1日―21年3月31日)の通期連結業績予想を修正すると発表した。2月9日時点よりも業績が改善する見込みであることがわかった。
売上高は、前回発表時より5億円増え875億円。営業利益は、同80億円改善し275億円の赤字に。経常利益も同95億円の改善で170億円の赤字で、当期純利益は同85億円改善し285億円と赤字幅が縮小した。
2月9日の発表時は、新型コロナウイルス感染拡大第3波でGo Toトラベルキャンペーンの一時停止により大幅な減益を見込んでいたが、学生団体旅行が想定以上に実施されたことや受託事業の収支が改善したことにより増益になった。
また、人件費や販売管理費の圧縮を徹底し、雇用調整助成金など営業外収益を計上した結果、損失が改善した。
旅行業 の新着記事
- 国内、海外ともに前年比9割にとどまる―北海道・沖縄が人気に 阪急交通社・年末年始旅行動向(25/12/20)
- 12・8%増の388億1500万円 KNT―CT・10月の旅行取扱(25/12/19)
- 6・5%増の4021億3800万円 10月の主要旅行業取扱額(25/12/17)
- 跡見女子大 篠原ゼミ 渡辺遥香、天王洲DMOと産学連携で創る都市観光の新モデル(25/12/15)
- 年末年始の旅行意欲は堅調 JTB見通し、国内は家族旅行を志向(25/12/11)










