会員のための活動に注力 大阪府/全旅協支部総会
一般社団法人全旅協大阪府旅行業協会(吉村実会長=歓喜旅行サービス)、株式会社オーサカ・ゼンリョ(岡本浩史社長)の定時株主総会が6月1日、大阪市中央区のホテル日航大阪で定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選が行われ、吉村会長、岡本社長の続投を決めた。
協会総会のあいさつで吉村会長は、コロナ禍のなか、大阪バス協会や日本旅行業協会とともに大阪府へバス旅行の助成依頼を行うなど、会員のために活動してきたことを報告。「今年度も役員一丸となって、会員の皆様にプラスになる事業を実施していきたい」と話した。
今年度事業では本部の対応に呼応し、(1)更新登録についての条件緩和(2)緊急融資の迅速な実施(3)雇用調整助成金の対象拡大(4)公的機関による過度な旅行抑制への対応(5)感染防止対策についてわかりやすい正確な情報提供(6)日本人の旅行需要喚起のための旅行促進施策の実施−といった6項目を近畿運輸局や大阪府庁、関係諸団体と連携を密にして対応していくとし、協力を求めた。
続いて行われたオーサカ・ゼンリョの定時株主総会では、チラシ配送代行サービスやオーサカ・ゼンリョニュースへの広告掲載、全旅協大阪府旅行協会研修事業の各種手配を今年度も引き続き行うこととした。
また、オーサカ・ゼンリョ協力会(金子博美会長=琵琶湖グランドホテル京近江)の総会も大阪市中央区のハートンホテル心斎橋別館で開かれた。
役員改選で再選した金子会長は「当館の大宴会場や会議室はワクチン接種会場となって多くの方々がお越しになっています。しかし、宿泊客はさっぱりで苦戦を強いられています。少しでも多くの人にワクチンを打っていただいて旅行にお出かけいただける手がかりになればと思っています。ワクチンを打たれたことで旅行への意欲が出て、我々の業界が忙しくなることを祈るのみです。来年の総会は笑って集えることを楽しみにしています」と話した。
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