JTB 自転車ロードレースによる地域活性化でJCLとパートナー契約
JTBは今年国内で始まった新たな自転車ロードレースシリーズ「ジャパンサイクルリーグ」(JCL)の運営会社、ジャパンサイクルリーグ(JCL、東京都千代田区)とオフィシャルパートナー契約を締結した。
JCLは「日本のロードレースを変える、世界へ挑戦する」をミッションにすると同時に、自転車による地域活性化を目的の1つに据えて展開する新たな自転車ロードレースのシリーズ。
新リーグには東京2020オリンピック男子ロードレースに出場した日本代表の増田成幸選手が所属する宇都宮ブリッツェンや那須ブラーゼン、さいたまディレーブなどホームタウンを持つ地域密着型の9チームが参加し、今年は終了したレースを含め栃木県、大分県、山口県などで10レースを開催する。
JTBではJCLと協力し、各地で開催される自転車ロードレースの集客や宿泊プランの造成、自転車イベントの開催などに取り組んでいく。JCLのオフィシャルスポンサーは三菱地所に次いで2社目となる。
自転車ロードレースはヨーロッパを中心に人気のスポーツ。7月24日には東京2020オリンピックの男子自転車ロードレースが東京・武蔵野の森公園-静岡・富士スピードウェイのコースで行われ、金メダルは今年のツールドフランス総合3位のリチャル・カラパス(エクアドル)、銀メダルはツールドフランスでステージ3勝をあげたワウト・ファン・アールト(ベルギー)、銅メダルはツールドフランス総合優勝のタディ・ポガチャル(スロベニア)という豪華な顔ぶれで決着した。
観戦自粛が呼びかけられたが、沿道では世界最高峰のレースを見たいファンや、なんでもいいからオリンピック競技を一目見たいという観客がスマホを構え、拍手で応援した。
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