JATA新会長に菊間副会長、会長の死去で2013年度以来の再登板
21/07/29
日本旅行業協会(JATA)は坂巻伸昭会長が7月13日に死去したことを受け、7月29日に臨時理事会を開き、新会長に菊間潤吾副会長(69、ワールド航空サービス代表取締役会長)を選任した。
JATAはコロナ禍の厳しい状況のなか、会長の死去という緊急事態に、かじ取りを会長経験のある菊間会長に託した。菊間会長は引き続きJATAアウトバウンド促進協議会会長を兼任し、海外旅行再開に向けての牽引役も務めることになる。
国内ではコロナウイルス感染症の収束が見通せないなか、ワクチン接種の進む海外では渡航再開の動きも見られる。ワクチンパスポートの普及や帰国時の2週間隔離の緩和など海外旅行再開には課題が立ちはだかる。感染状況だけでなく世論の動向にも配慮が必要で、新会長の手腕が注目される。
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