読売旅行、すべての団体ツアーに「ワクチン・検査パッケージ」を導入 10月から
21/09/22
読売旅行(坂元隆社長)は10月から、添乗員同行団体ツアーの全商品に「ワクチン・検査パッケージ」を導入する。参加者、スタッフの全員がワクチン接種済みもしくは陰性が証明されたツアーの実施で、ウィズコロナの本格的な旅行再開に先鞭をつける。
政府がワクチン接種済み、陰性証明を受けた人を対象に行動規制を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」を活用する動きをみせるなか、旅行会社として万全の態勢で旅行再開につなげようと決定した。
10月1日以降出発すの添乗員付きツアーが対象で、2回目のワクチン接種から出発前日までに14日以上経過▽出発日の3日前以降に採取した検体によるPCR検査、抗原定量検査で陰性―のいずれかを満たすことが参加条件。感染状況などを勘案して催行を判断する。
10月以降のツアーを予約している人には連絡し、検査機関を案内するなどして対応する。
坂元社長は「旅行市況の低迷が続く中、「ワクチン・検査パッケージ」は需要回復の切り札になると期待しています。引き続き感染防止対策に万全を期した上でそろそろ旅に出たいというお客様の思いに応えていきたいと考えています」とコメントしている。
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